うつ病克服までの道のり

約10年間にわたるうつ病との闘病日記と克服するまでの道のりなど紹介しています。

約10年にわたる難治性うつ病を克服した日記
発症から克服までの道のり。向精神薬でうつ病は治せないことや 克服した方法などつらつらと

そしてうつ病へ

あるとき、
長年私と仲の良かった知人が
不慮の事故で亡くなってしまいます。


高校のときからの友人で、
お互い何でも気兼ねなく話せる大切な方でした。


私の心のよりどころとしていた方です。


亡くなったときは、
しばらく呆然としていましたね。


その時から
気力が抜けたように感じ
次第に気分が晴れない状態が続いていきます。


・・・

仕事でのストレス
大切でかけがえのない知人の死
が重なっていき
「ぼー」と物思いに老け込む時間も増えていきました。


やがて、
朝、会社に行く事も辛く、きつく、
出社拒否症にかかっていきます。


駄目人間だと自己嫌悪に陥り、
でも人生で一二位を争うくらい気力を振り絞って頑張って通勤していました。

頭が重い・・
ぼーっとして頭がすっきりしない・・
憂鬱感、
感情が湧いてこない・・

漠然とした不安感・・


気分の落ち込みが晴れる瞬間すらなくなっていきました。

 

休日も、ぐったり寝たきりで
何もやる気が湧いてこない・・


「これは、ひょっとしてうつ病というものかな?」

 

そうおもい、有給申請をして精神科を受診しにいきます。

初診では「自律神経失調症」と診断され、
抗不安薬デパスを服薬することになります。


数か月ほど服薬し続けたのですが、
しだいに眠気やひどい肩こり
で症状が悪化していく一方・・。


医師も話しはあまり聞かず、
薬を出すことしかしないので、
病院を変えることにしました。

 

 

別の病院で診察を受けると
診断名は「抑うつ」に。


そう、後から調べると精神医療では、
問診をした後、医師の主観で判断するだけなので
診断名がコロコロと変化するようです。


今度はいくつかの抗うつ薬を処方し
医師の指示に従うまま様子をみていくことになりました。


薬も何種類かあり、
個人によってよく効く薬、効かない薬があり
それは、
「いろいろ試していかなければ分からない」
とおっしゃっていました。


しかし、抗うつ剤治療を続けても、なかなか効果が出ず、

しばらく通院すると
「時間がかかるものなので、長期的にゆっくり行っていかなければいけない」

「休職が必要ですね。診断書書きますのでこれを会社に提出して下さい。」
と診断書をもらい休職することになっていきます。。